投与法
患者体重別投与速度早見表
この表の使い方
例)「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の筋力低下の改善」における「400mg(4mL)/患者体重別早見表(1日投与量、k投g体与重速」度を、投1与日時の間)場合の患者体重別早見表(1日投与量、投与速度、投与時間)
Ⓐ体重別の1日あたりの投与量をgとmLで表示しています。
Ⓑ開始30分間を0.6mL/kg体重/時間、次の30分間を1.2mL/kg体重/時間で投与した際の投与量をmLで表示しています。
Ⓒ60分以降、1.2~最大7.2mL/kg体重/時間の各投与速度を示しています。
Ⓓ60分以降、各投与速度における1時間あたりの体重別投与量(mL/時間)を示しています。
Ⓔ60分以降、最後まで投与速度を変えずに投与した際の各投与速度別の残投与時間にⒷの1時間をプラスした総投与時間を示しています。
※1:投与開始30分間を0.6mL/kg体重/時間で投与し、次の30分間を1.2mL/kg体重/時間で投与した場合
※2:開始時から60分、※1の通りに投与し、残時間を各々の投与速度のみで投与したときの総投与時間
単位時間ごとの投与量イメージ(例4)
無又は低ガンマグロブリン血症で60kgの患者さん、開始時0.6mL/kg体重/時間で30分間、1.2mL/kg体重/時間で30分間投与する。その後、1.8mL/kg体重/時間の投与速度で最後まで投与した場合
- ア) 1回投与量は12g(120mL)、開始30分間の投与量18mL、次の30分間の投与量36mLです。
- イ) 60分以降、1.8mL/kg体重/時間の投与速度で最後まで投与を行います(1時間あたりの投与量は108mL)。
- ウ) 総投与時間は約1.6時間となります。
◆次回の投与は今回耐容した速度で開始することができます(例4の場合は、1.8mL/kg体重/時間から開始可能)。
※1:投与開始30分間を0.6mL/kg体重/時間で投与し、次の30分間を1.2mL/kg体重/時間で投与した場合
※2:開始時から60分、※1の通りに投与し、残時間を各々の投与速度のみで投与したときの総投与時間
単位時間ごとの投与量イメージ(例5)
無又は低ガンマグロブリン血症で30kgの患者さん、開始時0.6mL/kg体重/時間で30分間、1.2mL/kg体重/時間で30分間投与する。その後、1.8mL/kg体重/時間で30分間投与した後、2.4mL/kg体重/時間の投与速度で最後まで投与した場合
- ア) 1回投与量は12g(120mL)、開始30分間の投与量9mL、次の30分間の投与量18mLです。
- イ) 60分以降、1.8mL/kg体重/時間の投与速度で30分間投与を行います(30分間あたりの投与量は27mL)。
- ウ) その後、2.4mL/kg体重/時間の投与速度で最後まで投与を行います(1時間あたりの投与量は72mL)。
- エ) 総投与時間は約2.4時間となります。
◆次回の投与は今回耐容した速度で開始することができます(例5の場合は、2.4mL/kg体重/時間から開始可能)。
※1:投与開始30分間を0.6mL/kg体重/時間で投与し、次の30分間を1.2mL/kg体重/時間で投与した場合
※2:開始時から60分、※1の通りに投与し、残時間を各々の投与速度のみで投与したときの総投与時間
単位時間ごとの投与量イメージ(例6)
無又は低ガンマグロブリン血症で60kgの患者さん、開始時0.6mL/kg体重/時間で30分間、1.2mL/kg体重/時間で30分間投与する。その後、2.4mL/kg体重/時間で30分間投与した後、3.6mL/kg体重/時間の投与速度で最後まで投与した場合
- ア) 1回投与量は36g(360mL)、開始30分間の投与量18mL、次の30分間の投与量36mLです。
- イ) 60分以降、2.4mL/kg体重/時間の投与速度で30分間投与を行います(30分間あたりの投与量は72mL)。
- ウ) その後、3.6mL/kg体重/時間の投与速度で最後まで投与を行います(1時間あたりの投与量は216mL)。
- エ) 総投与時間は約2.6時間となります。
◆次回の投与は今回耐容した速度で開始することができます(例6の場合は、3.6mL/kg体重/時間から開始可能)。
6.用法及び用量
〈無又は低ガンマグロブリン血症〉
通常、1回人免疫グロブリンGとして200~600mg(2~ 6 mL)/kg体重を3~ 4週間隔で点滴静注又は緩徐に静注する。患者の状態によって適宜増減する。
〈慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の筋力低下の改善〉
通常、成人には1 日に人免疫グロブリンGとして400mg(4 mL)/kg体重を5 日間連日点滴静注する。
〈慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)〉
通常、成人には人免疫グロブリンGとして「1,000mg(10mL)/kg体重を1 日」又は「500mg(5 mL)/kg体重を2日間連日」を3 週間隔で点滴静注する。
7.用法及び用量に関連する注意
〈効能共通〉
7.1 急速に注射すると血圧降下を起こす可能性がある。特に無又は低ガンマグロブリン血症の患者には注意すること。[9.7.1、14.2.2参照]
〈無又は低ガンマグロブリン血症〉
7.2 血清IgGトラフ値を参考に、基礎疾患や感染症などの臨床症状に応じて、投与量、投与間隔を調節する必要があることを考慮すること。
〈慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の筋力低下の改善〉
7.3 本剤投与4週後に筋力低下の改善が認められることがあるので、投与後の経過を十分に観察し、本剤投与後4週間においては本剤の追加投与は行わないこと。
14. 適用上の注意(抜粋)
14.2 薬剤投与時の注意
14.2.2 投与速度
〈効能共通〉
(1)ショック等の副作用は初日の投与開始30分以内、また投与速度を上げた際に起こる可能性があるので、これらの時間帯については特に注意すること。
[7.1、9.7.1参照]
〈無又は低ガンマグロブリン血症〉
(2)初回の投与開始から約30分は0.6mL/kg体重/時間で投与し、副作用等の異常所見が認められなければ、投与速度を7.2mL/kg体重/時間まで徐々に上げることができる。その後の投与は、耐容した速度で開始することができる。
〈慢性炎症性脱髄性多発根神経炎〉
(3)初回の投与開始から約30分は0.3mL/kg体重/時間で投与し、副作用等の異常所見が認められなければ、投与速度を4.8mL/kg体重/時間まで徐々に上げることができる。その後の投与は、耐容した速度で開始することができる。
「禁忌を含む使用上の注意」等については、製品添付文書をご参照ください。