CIDPとの鑑別が必要な疾患は多岐にわたります。
ここでは、類似疾患のエキスパートからみたCIDPの鑑別について、ポイントをわかりやすくお伝えします。
第1回は、ATTRvアミロイドーシス[旧病名:家族性アミロイドポリニューロパチー(FAP)]をご専門とされ、米国のスクリプス研究所に留学してトランスサイレチン(TTR)四量体安定化薬に関する研究を始め、帰国後に実用化への道をけん引した第一人者である信州大学の関島良樹先生にご解説いただきました。
関島 良樹 先生
信州大学医学部 脳神経内科,リウマチ・膠原病内科 教授