血友病領域の抱える課題の一つに「医療の均てん化」が挙げられます。日本のどこにおいても患者さんが最新の医療や検診を適切に受けられるためには、血友病および患者さん・ご家族の心に精通した医師の存在が不可欠です。しかしながら血友病診療を専門とする若手の先生が少なく、後継者不足を口にされる先生方も少なくありません。一方で、若手医師の育成にやりがいを感じている先生方も多くいらっしゃいます。本シリーズでは、日本の血友病診療をリードする医師と、その姿に学びながら次の世代を担う若手医師のお二人にお話を伺います。現状の課題、そして「血友病診療の明日」に目を向け、いま学ぶべきテーマ、血友病診療の心得などを語っていただきます。
第1回 九州大学大学院医学研究院成長発達医学
治療情報
血友病
イデルビオン静注用, エイフスチラ静注用
小児科, 血液内科