フィブリノゲン加第XIII因子
ベリプラストPコンビセット組織接着用

ベリプラストP コンビセット 製品特性・特徴

特徴

ベリプラスト P コンビセット組織接着用は、簡便で無菌的な調製を目的として開発された生理的組織接着製剤です。

  1. ブリスター包装内にてワンプッシュで無菌調製が可能
  2. 未開封のブリスター包装内で保存されている場合、常温で溶解後24時間の保管が可能
    Eberhard U, 他 医学と薬学 2004; 52: 799-805.
  3. パスツリゼーション(液状加熱処理)
  4. 手術手技に特化したデバイス
  5. 重大な副作用として、ショックがあらわれることがある。主な副作用として、頭痛(頻度不明)、嘔吐(頻度不明)、黄疸(頻度不明)、肝機能異常(頻度不明)、過敏症(頻度不明)、発熱(頻度不明)、胸痛(頻度不明)、が報告されている。
    詳細な安全性情報につきましては、電子化された添付文書の副作用の項をご参照ください。

作用機序 

ベリプラスト P コンビセット組織接着用は、生理的な血液凝固機序の原理を利用したフィブリン接着剤です。

本剤は、生理的な血液凝固機序の原理を利用し、組織の接着・閉鎖とそれに続く創傷治癒を目的として、ヒトフィブリノゲン、ヒト血液凝固第XIII因子、ヒトトロンビン、Ca2+及び生成したフィブリン塊を線溶系酵素から防御するアプロチニンを配合した製剤であり、2つの粉末剤、2つの液剤の計4バイアルで構成されています。

有効成分であるフィブリノゲンはトロンビンの作用を受け、さらにCa2+存在下でトロンビンに活性化された血液凝固第XIII因子により安定なフィブリンを形成します。
これに、線溶系酵素から保護する目的でアプロチニンが添加されています。

JPN-BRP-3217

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