人血清アルブミン
アルブミナー5%静注

よくある質問|アルブミナー5%静注

アルブミン製剤の臨床的使い分けはありますか?(高張製剤と等張製剤の使い分けは?)

<高張(20% 及び25%)アルブミン製剤について>
血漿の膠質浸透圧の約4~5倍の製剤で、膠質浸透圧の改善のために使用されます。
【使用例】
肝硬変に伴う難治性腹水に対する治療
難治性の浮腫、肺水腫を伴うネフローゼ症候群
凝固因子の補充を必要としない治療的血漿交換療法(希釈使用)
低タンパク血症に起因する肺水腫あるいは著明な浮腫が認められる場合

<等張(5%)アルブミン製剤について>
血漿の膠質浸透圧と等張の製剤で、循環血漿量の補充のために使用されます。
【使用例】
出血性ショック
敗血症
人工心肺を使用する心臓手術
循環動態が不安定な体外循環実施時
凝固因子の補充を必要としない治療的血漿交換療法
重症熱傷
循環血漿量の著明な減少を伴う急性膵炎など
妊娠高血圧症候群
他の血漿増量剤が適応とならない病態

引用:血液製剤使用指針 平成31年3月 厚生労働省医薬・生活衛生局

献血・非献血の表示の意味を教えてください。

「献血」とは「自発的無償供血」のことをいい、採血国の政府が「自発的な無償供血」を定義しており、その定義が国際赤十字・赤新月社と同じ趣旨である場合は「献血」表示になります。
そのため、献血・非献血の表示は、原料血漿を採血した国が献血の定義を定めているかによります。

引用:電子添文

JPN-ALB-0300

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