近年血液腫瘍領域の治療の進歩は目覚ましく、治療選択肢は広がりを見せています。一方で、原疾患や治療に起因する続発性の低ガンマグロブリン血症や、それに伴う感染症のマネジメントも臨床上重要な課題であると考えられます。
今回は、続発性の低ガンマグロブリン血症における免疫グロブリン補充療法(IgRT)について、その意義や有効性、薬剤の適正使用などの情報を中心にご紹介します。
無又は低ガンマグロブリン血症における免疫グロブリン補充療法の用法及び用量
治療情報
血液腫瘍領域
ハイゼントラ20%皮下注, ピリヴィジェン10%静注
血液内科