CIDPは長期治療が必要である一方で、多様な病態を有するという臨床特性上、必要な治療期間や治療反応性は患者によってさまざまである。そのため、その個々の病態把握と、適切な治療および予後予測のためにはバイオマーカーが必要となる。昨今、新しいCIDPのバイオマーカーとしてニューロフィラメント軽鎖(NfL)が注目されている。本稿では、NfLのCIDPバイオマーカーとしての可能性を探るとともに、最新の臨床研究を紹介する。
CIDPを見極める CIDPバイオマーカーとしての ニューロフィラメント軽鎖(NfL)
治療情報
CIDP
ハイゼントラ20%皮下注, ピリヴィジェン10%静注
脳神経内科