領域別医療情報

CIDP(慢性炎症性脱髄性多発根神経炎)

CIDP診療最前線 九州大学病院の取り組み

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取材日:2024年10月29日 会場:九州大学病院 会議室

CIDPという難病の未来を変えるべく、最先端の研究に挑む人がいる。苦しむ患者さんのすぐ傍で支え、できることに全力を注ぐ人がいる。ここでは、そんな先生方の情熱あふれる想いとともに、取材から見えてきたCIDPの“いま”と“これから”をお届けします。

九州大学医学部 講師 / 九州大学病院脳神経内科 助教 / 病棟医長(2024年9月まで) 緒方 英紀 先生

九州大学病院脳神経内科 臨床助教 / 病棟副医長(2024年8月まで) 向野 隆彦 先生

九州大学病院 病棟看護師 / 副看護師長 髙橋 公一 さん

九州大学病院 病棟看護師 / パス委員 河内 聡美 さん

 シリーズ「CIDP診療最前線」では2度目の取材となった九州大学病院。最近CIDPとは別疾患として区別された自己免疫性ノドパチーのうち、抗neurofascin(NF)155抗体にいち早く注目するなど1)、神経難病の研究・診療で日本を牽引する医療機関のひとつである。
 本稿では、医師の緒方英紀先生と向野隆彦先生、看護師の髙橋公一さん、河内聡美さんにご参加いただき、CIDP診療全般の話に加え、九州大学で作成されたピリヴィジェンの院内クリニカルパス、ピリヴィジェン・ハイゼントラ投与の実際について伺った。特に、院内クリニカルパスは取材時に改訂中だったことから、現在議論されている課題や解決案を具体的にご教示いただいた。

緒方 英紀 先生

九州大学病院脳神経内科 助教/九州大学医学部 講師


JPN-HCI-0850

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